ACTIVITIES

25.06.28

文化芸術団体指導 – スキヤキ・スティール・オーケストラ

文化芸術団体の支援、担い手育成

スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドは8月のフェスティバルを軸に、年間を通して市民を中心としたアウトリーチやワークショップを実施。スキヤキから誕生した市民楽団を中心に、世界各地のアーティストが団体への指導を行います。その内容はパフォーマンス製作、作曲、編曲など、演奏の技術向上に留まらず、団体が自ら企画運営しできるようなプランを団体やアーティスト共に模索し、支援を行っています。

 

 

文化芸術団体指導 – スキヤキ・スティール・オーケストラ

対象団体:スキヤキ・スティール・オーケストラ

講師:キャンディス&ミカイル from the Renegades(トリニダード・トバゴ)

日程:8月6日(水)~8月24日(日)

内容:演奏指導、スキヤキ2025に向けたパフォーマンス指導ほか

 

SUKIYAKI STEEL ORCHESTRA

スキヤキ・スティール・オーケストラ [日本/スキヤキ]

カリブ海に浮かぶ島国トリニダード・トバゴで誕生し、20世紀最後のアコースティック楽器と言われるスティールパン。ドラム缶で出来ているとは思えないほど甘く澄んだその音色に魅せられた人達によって結成されたのがスキヤキ・スティール・オーケストラ。メンバーは、中学生から介護士、保育士、大工など家族のように幅広く、様々な職種が集まる。楽曲によって振付を取り入れるなど、常に“魅せて聴かせること” を意識したステージには定評がある。専用の練習場(パンヤード)を持ち、日々楽曲を磨きスキルアップに努める。2025年で結成30年を迎え、高い演奏技術と表現力によって日本のシーンの中心として存在するだけでなく、地域にスティールパンを根付かせた功績により全国から高い評価を受ける唯一無二のスティールパン・オーケストラ。

これまで国内外のアーティストからの指導やコラボレーションにも数多く挑戦し、福野小学校スティールドラムクラブへの後進指導も積極的に行う。2024年には、結成のきっかけとなったレネゲイズ・スティール・オーケストラ(トリニダード・トバゴ)の若手指導者3名から演奏指導を受け、チームとしてもますます磨きがかかり、今もなお進化中!

 

 

 

CANDICE & MIKHAIL from the Renegades

キャンディス&ミカイル from the Renegades [トリニダード・トバゴ]

トリニダード・トバゴを代表するスティールパンオーケストラのひとつで、1948年創立した歴史あるバンド。スティールパンの響きを世界に広め、ナショナル・パノラマ・コンペティションで優勝多数の超実力派。伝統的なカリプソやソカを中心に、ジャンルを超えた音楽を演奏するライブは迫力満点。若手育成にも力を入れており、ユースチームRenegades Youth Steel Orchestraも活躍中。
スキヤキには1992年に初出演し、1995年スキヤキ・スティール・オーケストラ誕生のきっかけになるなど深い関係を長年築き上げてきた。2024年には久しぶりにスキヤキ・スティール・オーケストラや小学校クラブへの指導に来日。全国からもパンプレイヤーが南砺に集まり、100を超えるスティールドラムを並べての合同練習を行った。
今回はレネゲイズのリーダー Candiceと若手メンバーMikhailが来日予定。昨年は叶わなかったスキヤキ・スティール・オーケストラとのステージ共演が遂に実現。お見逃しなく!

 


企画制作:一般社団法人スキヤキ・オフィス

助成:令和7年度文化庁 文化芸術創造拠点形成事業