ARTISTS

MADALITSO BAND

 

\8/23(日)ヘリオスステージ出演/

マダリツォ・バンド(マラウイ)

 

アフリカ大陸の南東部に位置する内陸国のマラウイ共和国からやってくるマダリツォ・バンドは、首都リロングウェの路上からワールドワイドな場へと躍進を遂げてきた2人組。地元ではババトニ(またはババトーン)と呼ばれる手作りの一弦ベース・ギターを弾きながらリード・ヴォーカルを取るヨブ・マリグワと、4弦のみを張った改造アコースティック・ギターを弾きながらフット・ドラムを足で鳴らし、歌も兼任するヨセフェ・カラケニの2人だけで奏でられる音楽は、シンプルだがアフリカらしい豊かなハーモニーとグルーヴ、そして独創性に満ちたものである。

2002年に活動をスタートさせた彼らはバスキング(路上ライブ)で生活費を稼ぐまったく無名の存在だったが、地元のプロデューサーに見出された後、17年にザンジバルで行われた音楽フェスに出演。それが彼らにとってマラウイ国外における初めてのライブだったが、そこでのパフォーマンスをきっかけにヨーロッパ公演を実現させ、19年にはスイスの先鋭的なワールド系レーベルとして知られるボンゴ・ジョーからアルバム『ワサララ』を発表した。アフリカならではのDIY感覚に溢れた手作り楽器を用い、南部アフリカのファンキーなギター・バンドからの影響を強く感じさせながらも独自の形に昇華したサウンドは、素朴にして痛快。新旧のアフリカ音楽ファンから高い評価を集めた。

すでに欧州ではデンマークのロスキレ、英国のグラストンベリーといった世界有数の大型野外音楽フェスにも出演を果たし、ミニマムな編成でジャンルを越えた支持も獲得。昨年にリリースされた最新アルバム『Ma Gitala』では、初のスタジオ録音でゲスト・ヴォーカルやサックス奏者も迎えながらよりカラフルな新境地を示した。マダリツォとは現地の言葉で〝祝福〟を意味するが、マラウイのストリートで育まれたオーガニックにしてトリッキーな彼らの音楽は、会場のヘリオスを未体験の祝祭空間に変えてくれることだろう。

by 吉本秀純

 

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●MEMBERS

 

Yobu Malinga (Babatoni&Vo)
Yosefe Kalekeni (Gt,Dr,Vo)

 

 

●VIDEO