22.04.23
毎年公募により決定されるメインビジュアルはその年のスキヤキの”顔”として、ポスターやチラシ、Tシャツ、ホームページのデザインに使われます。今回は国内外からの約90点の応募作品からスタッフによる選考会でデザインの独自性、フェスのイメージとの整合性、クオリティなどの観点から厳正に審査し、下記作品を選出しました。
今年は4つのカラーパターンの河童が、スキヤキ2022の顔として、これから様々なところに登場します!お楽しみに!
■採用者
川村亘平斎(かわむら こうへいさい)氏 東京都在住
■プロフィール
影絵師・音楽家
https://www.kawamurakoheysai.com
1980年、東京生まれ。インドネシア共和国・バリ島に2年間滞在し、影絵人形芝居【ワヤン・クリット】と伝統打楽器【ガムラン】を学ぶ。世界各国で影絵と音楽のパフォーマンスを発表。フィールドワークやワークショップを行い、土地に残る物語を影絵作品として再生させる活動が高く評価されている。その他、切り絵やイラスト、映画・CM等への楽曲提供など幅広く活動している。ガムランを使った音楽ユニット【滞空時間】主宰。平成28年度第27回五島記念文化賞美術新人賞受賞。北海道庁主催『北の絵コンテ大賞』受賞(2021)。テレビ東京「東京交差点」出演(2022)
■タイトル
『Kappa meets the world』
■本人による解説
スキヤキから流れてくる楽しげな異国の音楽を聞いて、庄川に住む河童たちが登場、「オラたちも混ぜてくれ!」と言って踊っている、と言うのがコンセプトです。モチーフは、南砺市にまつわる山々と庄川、そこに住む河童と世界中の楽器たち。棟方志功さんの作品や東南アジアの染物をイメージして、同パターンで4種類のカラーバリエーションを作りました。ポスターやフライヤーになった河童たちが、町のそこかしこで音楽を奏でている感じになったらいいな、と思っています。
■賞 賞金10万円、フェスティバルフリーパス、アートマルシェブース(制作者の作品発表ブース)提供、Tシャツ