ビシーガ・セテンタ [ Brazil / ブラジル]
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リズムはビシーガ通りから──Bixiga 70が刻むアフロ・ブラジルの現在地
南米サンパウロの路上から、極上のグルーヴを引っ提げて大所帯インストゥルメンタル・バンド、Bixiga 70がついに初来日!
アフロビート・リヴァイヴァルの流れを汲み、ナイジェリアから大西洋を挟んだ対岸・ブラジルで生まれた彼らは、現代アフロ・ブラジル音楽の“現在地”を鮮やかに体現する。
バンド名は、イタリア系移民が多く暮らすサンパウロの地区「ビシーガ」にある“5月30日通り70番地”のスタジオに由来。そこはかつて世界中のアーティストがジャムを繰り広げた伝説のバーであり、現在はギタリストのクリス・スカベーロの所有する創作拠点でもある。フェラ・クティ率いる「アフリカ70」へのオマージュも込められた名を冠しつつ、音楽性はサンバ、カンドンブレ、クンビア、アフロ・キューバン、エチオ・ジャズなどを自在に行き来する。2011年のデビュー作『Bixiga 70』はヴィクター・ライスを迎え制作、各国で絶賛され、翌年にはトニー・アレンやJungle By Nightと共に“Felabration”にも出演。以降も作品を重ね、ヨーロッパのフェスを席巻。
2018年作『Quebra Cabeça』ではグナーワやマンディング音楽の要素も取り込み、さらなる高評価を得た。
2023年にはメンバーチェンジを経て5thアルバム『Vapor』を発表。新たな作曲陣を迎えたことで音作りの緻密さと自由度が増し、シンセ・ベースやバラードも交え表現の幅が拡大。一方、結成当初からのホーン隊は健在で、重厚なサウンドの核を成す。
ブラジルの土着リズムと電子音楽が自然に溶け合い、サンパウロの雑多で濃密な空気をそのまま映し取ったようなグルーヴが炸裂。伝統と革新、ローカルとグローバルがせめぎ合う、今こそ聴くべき現行ブラジルのスーパーバンド、Bixiga 70がいよいよ日本にやってくる!
彼らのライブを体感せずに、この夏のグルーヴは語れない!
●8/23(土)ヘリオスステージ